結婚式準備の第一歩：全体像を把握しよう

結婚式は一生に一度の大切なイベント。その準備には多くのステップと決断が必要です。「何から始めれば良いかわからない…」という方のために、ここでは結婚式を成功させるための準備リストを元に、必要なポイントを時系列で詳しくご紹介します。

結婚が決まったらすぐに始めたい準備

1. 結婚式の日取りとスタイルを決める

まず最初にやるべきことは、「いつ」「どこで」「どんな結婚式にするか」を決めることです。選択肢には以下のようなものがあります：

• 神前式、教会式、人前式などの挙式スタイル
• ホテル、レストラン、ゲストハウス、神社などの会場タイプ
• 春・秋が人気のベストシーズン

特に人気のある会場は1年以上前から予約が埋まることもあるため、早めの行動が重要です。

2. 大まかな予算を決定

結婚式の費用は地域や規模によって異なりますが、平均は250万〜350万円前後です。主な費用項目は以下のとおりです：

• 会場使用料・飲食費
• 衣装（ドレス・タキシードなど）
• 写真・ビデオ撮影
• 装花・演出
• 招待状や席次表などの印刷物
• 引き出物・プチギフト

事前にお互いの親と話し合い、援助があるかどうかも確認しましょう。

3. 会場の見学・ブライダルフェア参加

気になる会場をピックアップし、ブライダルフェアや見学会に参加することで、料理の試食や模擬挙式を体験できます。その場で成約特典があることも多いので、気になる場合は仮予約を取るのがおすすめです。

結婚式の6〜9か月前にやるべきこと

• 衣装選びをスタート
• 司会者やカメラマンなどの外注業者の手配
• 招待客のリストアップ
• 結婚指輪の購入
• 新婚旅行の計画とパスポートの確認

このタイミングで両家の顔合わせや結納も行うカップルが多いです。

3〜5か月前の準備：具体的な手配

• 招待状のデザインと発注
• ヘアメイクの打ち合わせ・リハーサル
• 装花やBGMのプラン決定
• プロフィールムービーやオープニング映像の制作
• 引き出物・プチギフトの選定

この時期は細かい部分まで一気に進める必要があります。プロのウェディングプランナーに相談するのも有効です。

結婚式直前（1〜2か月前）

• 招待状の発送（2か月前が目安）
• 出席者の最終確認
• 席次表・席札の作成
• 最終衣装合わせ
• 二次会の準備（幹事依頼、会場予約）
• 挨拶の練習や手紙の準備

緊張感が高まる時期ですが、ここでしっかり確認しておくと当日安心です。

結婚式当日とその後

当日の流れに注意

• ヘアメイク・着付け
• 挙式 → 披露宴 → 二次会
• 忘れ物やトラブルに備えた緊急用持ち物リストもチェックしましょう。

結婚式後

• ゲストへのお礼（お礼状やLINEでの感謝メッセージ）
• 写真・映像データの受け取りと整理
• 役所への婚姻届提出（式前でも可）
• 名義変更（銀行、保険、免許証など）

ウェディング準備のチェックリスト（時系列）

業界トレンドと今後の結婚式スタイル

トレンド1：小規模ウェディングの増加

家族や親しい友人のみを招く「少人数婚」や「フォトウェディング」が人気です。コロナ禍以降、親密な空間での結婚式が支持を集めています。

トレンド2：サステナブルな挙式

ペーパーレス招待状やリユースドレス、地元食材を使った料理など、環境に配慮した結婚式も注目を集めています。

結婚式準備を楽しむために

準備は大変に感じるかもしれませんが、「二人で一緒に人生を作っていく」ための第一歩です。早めの準備と信頼できるサポートを得ることで、当日は心から笑顔で過ごせるでしょう。