ハーフ顔アイメイク術:カットクリースで魅せる立体EYE
海外モデルのような立体的な「ハーフ顔」を演出するメイクテクニックとして、今注目されているのがカットクリース。この記事では、初心者でも挑戦できるやり方や似合うカラー、使いやすい道具を徹底解説します。
カットクリースとは?どんな目元に合う?
カットクリースとは、まぶたのくぼみにラインを強調して描くことで、目元に立体感を与えるアイメイクテクニック。欧米のメイク文化でよく使われる技術で、海外風のはっきりとした目元をつくるのにぴったりです。
一重・奥二重でもOK?
実はカットクリースはまぶたの形を問わず使えるテクニック。一重や奥二重でも、カットラインを少し高めに設定することで、錯覚的に二重風に見せることができます。目元の印象が弱いと悩む方に特におすすめです。
基本のステップ解説:ベース〜ラインまで
1. ベースメイク(下地+ベージュ系シャドウ)
まず、まぶた全体にアイプライマーを塗り、アイシャドウの密着力を高めましょう。その後、肌色に近いベージュ系アイシャドウでベースカラーを広げます。これがカットラインの「キャンバス」となります。
2. クリースラインを描く(濃いめブラウン)
次に、平筆または斜め筆を使って、まぶたのくぼみ部分に濃いブラウンのラインを描きます。目を開けた状態で、くぼみより少し上に描くのがコツ。後ほどカットするラインのガイドになります。
3. ブレンディング(中間色でぼかす)
描いたラインの上部分を、**中間色のアイシャドウ(例えばオレンジブラウンなど)**で自然にぼかします。ブレンディングブラシを使い、境目が見えなくなるまで丁寧にグラデーションをつけましょう。
4. カットライン(コンシーラーで“切る”)
フラットなコンシーラーブラシにコンシーラーを少量取り、ライン下のまぶたを“切る”ように塗ります。この作業で、名前の通り「カットクリース」が完成します。上から明るいシャドウを重ねるとさらに映えます。
おすすめのカラー組み合わせ
✔ オレンジブラウン系:トレンド感と血色UP
温かみがあり、肌なじみも良いオレンジブラウン系は、日本人の肌トーンにぴったり。目元に自然な立体感を与えつつ、華やかさも演出できます。
✔ ヌードゴールド系:ナチュラルで使いやすい
あまり派手にしたくない日やオフィスメイクには、裸色×ゴールドの組み合わせがおすすめ。自然光に映える輝きで、さりげない上品さをプラス。
✔ ローズモーブ系:女性らしく、ミステリアスな印象に
ピンク寄りのローズやモーブ系カラーは、より印象的でフェミニンな目元に。夕方のデートやパーティーにも使いやすいカラーです。
使いやすいツール紹介
■ 平筆(カットラインや陰影用)
輪郭を取るのに最適。先端がフラットなタイプを選ぶと、ラインがブレずに描きやすいです。
■ コンシーラーブラシ(カットライン用)
細部の修正や“切る”工程に必須。毛が固めでフラットな形状がおすすめ。
■ ブレンディングブラシ(グラデーション作成用)
毛がふわっと広がるブラシが理想的。複数のカラーを自然に繋げるのに便利。
■ 定着用パウダー or フィックススプレー
最後に軽くフィックスしておくと、カットラインがヨレにくく、長時間きれいなまま保てます。
カットクリースで魅せる、あなただけの“ハーフ顔”
カットクリースは、難しそうに見えて実はステップさえ押さえれば誰でも再現できるメイク技術。日本人の目元にも合わせられる応用法も多く、日常使いから特別な日まで幅広く活用可能です。
まずはオレンジブラウンやヌードゴールドなど、肌なじみの良いカラーから試してみて、自分の顔にフィットするスタイルを探してみてくださいね。