海外風メイクで立体感UP|黄金コントゥアの基本ルール
メイクの世界で近年特に注目を集めているのが「海外風メイク」、中でも立体的なフェイスラインを演出するコントゥア(修容)テクニックです。メリハリのある顔立ちをつくるためには、適切なシェーディングとハイライトの使い方がカギ。今回は、「鼻筋が通って見える」「小顔に見せる」「彫りを深く見せる」といった目的に応じた黄金修容術を、肌トーン別の色選びから具体的な部位ごとの入れ方まで徹底解説します。
🎯 1. なぜ欧米風メイクでは立体感が重要なのか?
欧米風メイクの最大の特徴は、「立体感」です。これは骨格を強調し、自然な陰影をつけることでよりはっきりとした印象の顔立ちに見せる手法です。アジア人の骨格では平坦に見えやすい部分が多いため、意識的にコントゥアを取り入れることで、ぐっと洗練された印象になります。
特に強調すべきパーツは以下の3つ:
- 鼻筋(ノーズシャドウ):鼻を高く見せる
- 頬骨(チークライン):頬に陰影を与え、リフトアップ効果
- 下顎ライン(フェイスライン):小顔効果を演出
🎨 2. シェーディングとハイライトの入れ方【部位別解説】
鼻筋(ノーズシャドウ)
- 鼻の両脇に影を入れることで、スッとした鼻筋を演出
- 眉頭から鼻先にかけて自然にグラデーションをつける
- ハイライトは鼻の中央(鼻根から鼻先まで)に軽くのせる
頬骨(チークライン)
- 耳の付け根から口角に向かってシェーディングを入れる
- 頬の高い位置にはパール感のあるハイライトを軽くのせて立体感UP
下顎ライン
- 顎下やフェイスラインに沿ってシェーディングを入れることで、フェイスラインがシャープに
- 特にダブルチンが気になる人には効果的
🧴 3. 肌トーンに合った修容色の選び方【色選びの基準】
間違った色を選ぶと不自然になりやすいコントゥア。肌トーンに合わせた正しい色選びが必須です。
フェア〜ライトスキン(明るい肌)
- シェーディング:ややグレーがかったトープ系
- ハイライト:アイボリー〜シャンパンゴールド系
ミディアムスキン(標準肌)
- シェーディング:ミディアムブラウン
- ハイライト:ゴールドベージュ、コーラル系も相性良し
タン〜ディープスキン(健康的〜濃い肌)
- シェーディング:ウォームブラウン、レッドブラウン
- ハイライト:ブロンズ、ゴールド系が◎
🛍 4. 修容を成功させるためのアイテム選びのコツ
コントゥアに使うアイテムは主に3種類に分けられます。
① シェーディング
- パウダータイプ:自然な仕上がりで初心者向け
- クリーム/スティックタイプ:密着力が高く、輪郭をしっかり作れる
② ハイライト
- ラメ感の強いものは夜メイク向き、日中は繊細なパールタイプがおすすめ
- リキッドタイプは肌に馴染みやすくツヤ感も◎
③ ベースメイクとのバランス
- コントゥアを際立たせるにはマット系ファンデーションがおすすめ
- ツヤ系ファンデの場合はシェーディングの濃淡に注意
🔚 海外風メイクの立体感は“コントゥア”で決まる!
欧米風メイクを取り入れる上で、コントゥアは不可欠なテクニック。自分の顔立ちや肌トーンに合った色・位置・質感を見極めることで、自然かつ印象的な立体フェイスが完成します。
まずは**基本の3ポイント(鼻・頬・顎)**からスタートし、自分に合ったやり方を見つけてみてください。メイクの可能性が一気に広がりますよ!