五十肩の治療費はいくら?注射・手術・保険適用をわかりやすく解説

🕒 2026-01-14

五十肩は、肩関節周囲に炎症が起こり、痛みや可動域制限が長期間続く疾患です。本ページでは、保存療法・注射・リハビリ・手術といった治療方法ごとの特徴と、治療費用の相場、健康保険の適用範囲、高額療養費制度の考え方について解説しています。治療にどの程度の費用がかかるのかを事前に知りたい方に向けた、費用面を重視した情報ページです。

五十肩とは(肩関節周囲炎)

五十肩とは、肩関節周囲の組織に炎症が起こり、肩の痛みや動かしにくさが生じる状態を指します。

  • 正式名称:肩関節周囲炎
  • 発症年齢:40代後半〜60代が中心
  • 明確な原因が特定できないケースが多い

自然経過で改善する場合もありますが、治療が長期化することも少なくありません。

五十肩の主な症状

  • 肩を動かすと強い痛みが出る
  • 夜間痛で眠れない
  • 腕を上げたり後ろに回す動作が困難
  • 日常動作(着替え・洗髪)がしにくい

症状は「急性期」「慢性期」「回復期」と段階的に変化します。

五十肩の診断方法

  • 問診・視診
  • 可動域テスト
  • レントゲン検査(他疾患除外)
  • 必要に応じて MRI 検査

これらを総合して、治療方針と治療期間、費用の目安が判断されます

五十肩の主な治療方法

保存療法(基本治療)

多くの五十肩は、まず保存療法が選択されます。

  • 安静・動作制限
  • 消炎鎮痛薬の内服
  • 温熱療法・電気療法
  • 理学療法(リハビリ)

治療期間の目安

  • 数か月〜1年以上かかることもあります

注射治療

痛みが強い場合、注射治療が行われることがあります。

  • ステロイド注射
  • 局所麻酔注射

痛みを軽減し、リハビリを進めやすくする目的で実施されます。

リハビリテーション

  • 可動域改善
  • 筋力回復
  • 再発防止

リハビリは治療期間が長くなりやすく、通院回数が費用に影響します。

手術治療が検討されるケース

  • 保存療法で改善しない
  • 可動域制限が著しい
  • 日常生活への支障が大きい

主な手術:

  • 関節鏡視下手術

五十肩の治療費用相場

保存療法(通院)

総医療費

  • 約2万円〜6万円前後

自己負担額(3割負担)

  • 5,000円〜2万円程度

注射治療の費用目安

  • 1回あたり:約2,000円〜5,000円(3割負担)
  • 実施回数により総額は変動します

リハビリ費用

  • 1回あたり:約500円〜1,500円(3割負担)
  • 通院回数が多いほど累計費用は増加

手術を行う場合の費用

総医療費

  • 約70万円〜120万円前後

自己負担額(3割負担)

  • 20万円〜35万円程度

※入院日数・手術内容により変動します。

入院が必要になる場合

  • 手術を行うケース
  • 術後の経過観察が必要な場合

入院期間の目安

  • 約3日〜1週間程度

健康保険の適用について

五十肩の治療は、原則として健康保険が適用されます。

  • 診察・検査
  • 注射
  • リハビリ
  • 手術

※差額ベッド代などは自己負担となります。

高額療養費制度の利用

手術などで医療費が高額になる場合、

  • 高額療養費制度の対象
  • 月ごとの自己負担上限あり
  • 限度額適用認定証の利用可能

事前に制度を理解しておくことが重要です。

医療保険・生命保険の給付

加入内容により、

  • 入院給付金
  • 手術給付金
  • 通院給付金

が支給される場合があります。

治療費を考える際の注意点

  • 治療期間が長期化しやすい
  • 通院・リハビリ回数が増える
  • 仕事・家事への影響

短期費用だけでなく、総治療期間での費用を把握することが大切です。

よくある質問(費用・治療中心)

Q. 五十肩は自然に治りますか? A. 自然経過で改善する場合もありますが、痛みが強い場合は治療が必要です。

Q. 注射は何回まで行えますか? A. 症状や医師判断により異なります。

まとめ|五十肩の治療費は治療内容で大きく異なる

五十肩は、保存療法・注射・リハビリ・手術と治療方法が多岐にわたり、治療期間や費用も個人差があります。健康保険や高額療養費制度を正しく理解し、自身の症状や生活状況に合った治療選択を行うことが重要です。